施工BIMのインパクト2020

施工BIMのインパクト2020

ゼネコン各社が、BIMを⽣産性向上の⼿段に位置づけ、建築⽣産システムの改善に乗り出しています。本セミナーは⽇本建設業連合会のIT推進部会BIM専⾨部会専⾨⼯事会社BIM連携WGと連携し、施⼯BIMを通して、⽣産性向上の未来を検証します。実際の現場ではBIMをどう使い、⽣産性向上につなげようとしているのか、その関係性をひも解きます。1つのプロジェクトの中で発注者、設計者、作業所、専⾨⼯事会社がどのようにつながり、施⼯BIMの可能性を引き出しているか、そのポイントを提⽰します。

本セミナーのお申込みは、終了致しました。 多数のお申込み誠に有難うございました。

 プログラム

10:00~10:05
ご挨拶

株式会社日刊建設通信新聞社
常務取締役
池村 祥信 氏

10:05~10:45
基調報告
施工BIMの現状

日本建設業連合会(前田建設工業株式会社) 
IT推進部会 BIM専門部会
主査
曽根 巨充 氏

各社における施工BIMの取り組みは、試行段階から実現場への適用へ移行しつつあります。
本セッションでは日建連BIM専門部会の活動内容から取り組み状況などに関する動向をご紹介いたします。

11:00~11:45
講演
建築分野の施工計画BIMにおけるライブラリー整備の現状

日本建設業連合会(株式会社竹中工務店)
IT推進部会 BIM専門部会
専門工事会社BIM連携WG BIM施工計画SWG
リーダー
染谷 俊介 氏

日本では近年、建築分野のBIMモデル活用における標準化やガイドライン整備といった動きが、
国土交通省を中心に官民一体となって進みつつある。その活動の一環として、共通のBIMライブラリーの整備も進んでおり、
その中で特に、近年期待が高まっている施工計画・仮設関連のライブラリーについて、業界としての整備状況を紹介する。

11:45~13:00

昼休憩
13:00~13:55
講演
建築BIM推進会議の検討内容と今後について

国土交通省
住宅局建築指導課
課長補佐
田伏 翔一 氏

令和元年6月に設置された「建築BIM推進会議」における現在までの検討内容(「将来像と工程表」や
「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドイラン(第1版)」、モデル事業の実施等)や、
今後の展望について

14:00~14:45
講演
日本初高層純木造耐火建築
~ 設計施工BIM一貫利用 と 設備連携 ~

株式会社大林組
デジタル推進室iPDセンター制作第二
部長
焼山 誠 氏

オーク設備工業株式会社
設計・技術統括部 設計第二部
部長
青山 浩士 氏

日本初高層純木造耐火建築である大林組横浜研修所新築工事でのBIM活用の取り組みについて紹介する。
大林組では、BIM一貫利用をBIM利用開始当初から将来あるべき姿と捉えていた。
近年は、RevitによるワンモデルBIM、クラウドサービスBIM360によるBIMモデル管理を標準形としている。
建築および設備でのBIM取り組み内容を大林組とオーク設備工業の視点から説明する。

15:00~15:45
講演
設計-施工連携BIMの特徴と拡張性

大和ハウス工業株式会社 
技術統括本部 建設デジタル推進部
次長
宮内 尊彰 氏

施工BIMの活用事例、設計-施工連携BIMの実例を述べ課題やあるべき姿を示します。
また、連携や一気通貫型BIMに必要な環境構築を説明、BIMを活用した今後のデジタルコンストラクションへの拡張性について示します。

16:00~16:45
講演
BIM測量とパラメトリックツール活用事例

株式会社奥村組 
BIM推進室
BIM推進室長
脇田 明幸 氏

BIM推進グループ(東京)
三井 和章 氏

株式会社 BIM LABO
廣瀬 寛騎 氏 

主要な工事工程である杭・土工事、鉄骨工事での施工BIM活用事例について紹介します。
杭・土工事においては、精密な位置確認を行える測量機を、
BIMモデルを利用して正確・スピーディーに操作する「BIM測量」の事例です。
鉄骨工事においては、鋼管で構成された3次元の3角形鉄骨部材をパラメトリックに構成した事例です。

17:00~17:45
講演
初めての施工BIMとTCGグループによるBIMシナジー効果

髙松建設株式会社 
大阪本店設計本部BIM推進室
課長補佐
清原 大輔 氏

Archicadユーザー事例として、髙松建設のBIM取り組み内容をメインに説明します。
また、TCG(髙松コンストラクショングループ)新社屋を題材にBIMを使った設計から施工、維持管理まで、
青木あすなろ建設のBIMを含む当社企業グループ各社を横断した、BIMシナジー効果について説明します。

※内容および講師等は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
※自然災害等が発生した場合には、開催を延期または中止にする場合がございます。

 開催概要

開催日時
※12月25日(金)までオンデマンド配信中 お申込みは終了致しました。
参 加 費
無料(事前登録制)
主  催
株式会社日刊建設通信新聞社
協  賛
オートデスク株式会社、株式会社大塚商会、グラフィソフトジャパン株式会社
後  援
一般社団法人 日本建設業連合会
■お問い合わせ先■
施工BIMのインパクト2020 運営事務局
E-mail:bim_impact@event-reg.jp